【次の一手|プロの実戦】問題15ー中飛車の終盤戦
プロ棋士の実戦棋譜から、これは凄い!と感じた一手や、覚えておくと棋力向上に繋がりそうな手筋などを、「次の一手」の問題形式で紹介します。問題を解いて棋力アップを目指してください。
今回は以下の棋戦からの紹介です。
▲瀬川晶司四段 △広瀬章人五段 第60回NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦 第6局 より
【問題図:▲4一龍 まで】
いま先手が▲4一龍と金取りに当てたところです。後手は金を取られると▽8二金で詰まされてしまうので、受ける手を考える必要があります。
(正解は下にスクロールするとあります)
正解は▽6二銀です。
【解答図:▽6二銀 まで】
▽6二銀と打つのが受けの決め手です。
以下▲5二龍なら▽7一銀(参考図1)と進み、受けきりです。
【参考図1:▽7一銀まで】
美濃囲いでは実戦で現れそうな、受けの好手▽6二銀だったと思います。
いかがでしたでしょうか?問題の感想などございましたら、コメントをいただければ幸いです。
もしよければ、以下の問題にもチャレンジしてみてください!