【次の一手|プロの実戦】問題56-相掛かりの中盤戦
プロ棋士の実戦棋譜から、これは凄い!と感じた一手や、覚えておくと棋力向上に繋がりそうな手筋などを、「次の一手」の問題形式で紹介します。問題を解いて棋力アップを目指してください。
今回は以下の棋戦からの紹介です。
▲三枚堂達也六段 △佐々木勇気六段 第68期王将戦一次予選 より
【問題図:▲6五成銀 まで】
いま先手が7五にいた成銀を▲6五成銀と寄った局面です。ここで後手に三手一組の好手順がありました。
(正解は下にスクロールするとあります)
正解手順は▽9六歩▲同香▽8四桂です
【正解図:▽8四桂 まで】
7五にいた成銀が▲6五成銀と寄ったことで、7六の地点が薄くなりました。そこで正解手順のように9六と7六の両方を狙う▽8四桂を実現するのが好手順です。
いかがでしたでしょうか?問題の感想などございましたら、コメントをいただければ幸いです。
もしよければ、以下の問題にもチャレンジしてみてください!