大人からの将棋上達ブログ

成人後に将棋を本格的に始め、24で六段になった将棋指しの

考察

候補手を考え方から導出できるように

将棋について記事にしたいことはあったけど、なかなか記事にするタイミングが無かった。盆休みに時間を作れたこともあり久々に書けた。 さて、今回は「候補主を導出するには」ってテーマで書いてみる。以前も「候補手出しから決断まで」ってテーマで記事を書…

レーティングに振り回されない将棋上達法

将棋の棋力において、指標によく用いられるのが将棋倶楽部24のレーティング。「24のレーティングをいついつまでに〇〇点にする!」というように、目標設定にする人が多い。 けど、このレーティングに固執するのは危険。レーティングは参考値くらいのお付…

【次の一手】候補手の出し方から決断までのプロセス

次の一手問題を通して、次の一手の候補手の出し方など、読みのプロセスを紹介してみました。 読みの思考プロセスを言語化したため、文章量がやや多めです。

次の一手問題で上達する技術

次の一手問題を解くことで、棋力向上にどのような効果があるのかについて考察をした内容を記載しています。よければ参考にしてみてください。

アイ・メッセージ 将棋上達のコミュニケーションモデル

将棋の上達に繋がるコミュニケーション・モデルの考察。 将棋指しには「アイ・メッセージ」を使って欲しい。

【序盤研究】横歩取り4五角戦法の対策

当ブログは序盤研究についての記事を全く書いてきませんでしたが、ようやく初の序盤についての記事です。タイトルの通り、横歩取り4五角戦法の対策について整理をした記事になっています。 先手番で横歩取りを指してみたいと思っていても、これから取り上げ…

終盤上達のための8つの格言と、定着のための勉強法

終盤戦を制するためには読みの正確さが必要です。ですが、それとは別に終盤を戦うにあたって大まかな指針となる「格言」があります。それら格言を覚えておくことで、終盤戦における急所の一手を導き出すことができる可能性が高まるでしょう。 例えば以下の第…

【大局観】02-飛車を取らせても堅さを生かした攻め合いに

プロ棋士の実践棋譜から参考になった "大局観" について紹介します。 今回は、以下の棋戦から紹介します。 第11期マイナビ女子オープン五番勝負 第2局、加藤桃子-西山朋佳戦 【図1:▲7七角 まで】 図1は先手が▲7七角と引いたところです。次に▲4五桂を…

【大局観】01-龍を作らせてもバランスの取れた局面に

プロ棋士の実践棋譜から参考になった "大局観" について紹介します。 第74期順位戦C級2組、永瀬-藤森戦 からの紹介です。 以下の図1はよくある居飛車穴熊vs四間飛車美濃囲いの将棋の1つで、後手が▽4五歩として次の4筋突破を目指したところです。 …

【初心者にオススメの戦法】四間飛車で将棋の基本を身に着ける

アマチュアで人気な戦法の代表格といえば、四間飛車でしょう。四間飛車は初心者の方に最初に身に着けることを薦めている人も多い戦法です。攻守のバランスが良く、定跡がきっちり整備されているのが特徴です。 当記事では四間飛車とはどんな戦法なのかを紹介…