【次の一手|プロの実戦】問題14ー四間飛車の中盤戦
プロ棋士の実戦棋譜から、これは凄い!と感じた一手や、覚えておくと棋力向上に繋がりそうな手筋などを、「次の一手」の問題形式で紹介します。問題を解いて棋力アップを目指してください。
今回は以下の棋戦からの紹介です。
▲中村太地王座 △澤田真吾六段 第76期順位戦B級2組11回戦 より
【問題図:▲2二金 まで】
四間飛車の中盤戦です。いま先手が▲2二金と露骨に角を取りにいったところ。
振り飛車らしい捌きの手順がありました。三手一組です。
(正解は下にスクロールするとあります)
正解手順は▽6六歩▲同金▽6二飛です。
【正解図:▽6二飛 まで】
いかにも振り飛車らしい捌きです。以下▲6五歩▽5三角と進みます。(図1)
【図1:▽5三角 まで】
▽5三角と取られそうだった角を捌いて、先手の▲2二金を空振りにすることに成功しました。実戦でも参考になりそうな、振り飛車らしい見事な捌きだったと思います。
いかがでしたでしょうか?問題の感想などございましたら、コメントをいただければ幸いです。
もしよければ、以下の問題にもチャレンジしてみてください!